>>男性が、私のペニスにフェラチオしたりする。
>>私が過去味わってきたことが逆転する。
>>そういう願望が、私にはある。
こんな高慢な台詞では、言ってないです(笑)。
でも、素直には伝えました。
やっぱり彼はいつも通り、引いてた。
それでも彼はいつも通り「また今度会いましょうか。」と言ってくれた。
私は私をコントロールするために、誰であれ、頻繁には会わないことにしてる。
その頃は働いてなかったし(バイトはしてた)、会おうと思えばいつでも会えた。
でも、適当に嘘をついて会わなかった。
またMのころの私に戻りそうで嫌だったし、"男についていく"という行動を取りたくなかった。
ピンサロまがいのことをしていた仲だけど、もう警戒心はない。
この日は、無理して女王様気取りをした。
「ペニスバンドで犯してあげるからね」
なんていうメールを昼間から送ったけど、彼は淡々としていた。
私ばかりどきどきして、不安で、でも楽しかったり。
会うと、だいだいいつもなにか買ってくれる。
悪いなぁ、と内心思っていたけど、それを断ると時間を持て余してしまうし、物を買い与えることぐらいでしか普通のデートができない仲だったんだと、今では思う。
ラブホテルに入ると、私は"なにか"を演じるように"ナニカ"を吹っ切って、服を脱ぐように言った。
彼は忠実。
むしろ脱がせるよう命じた私の方が責められているような気がして、自分に腹が立った。
私はペニスバンドをつけた。
彼はなにも言わない。
私は素人だから、物乞いするような目で見てくるM男性は嫌だ。
でも、この場所と時間を共有する相手になにも言われないことも嫌だ。
私はこの空気に耐えかねて、理性がはじけるように彼にひどいことを命じた。
オナニーをさせた
射精させなかった
ペニスを踏んだ
ペニスバンドにフェラチオさせた
アナルにペニスバンドをあてがった
ペニスとペニスバンドを擦り合わせた
たぶん、鞭とかそういう道具を持っていたら危なかったと思う。
それぐらい私はおかしな剣幕だった。
彼はいつもと同じように喘ぐだけで、なにも言わない。
私の願望はどこへ行ったのか!
なんでこんなに腹が立つんだ!
責めれば責めるほど、私が責められた。
結局、手コキで無理やり射精させた。
彼のアナルは、まだ指すら入らない。ペニスバンドの挿入は難しい。
私は、自分が射精したかのようにぐったりした。
自分のやりたいこと、やりたかったことが全部できなかった。
できなかっただけじゃなく、できそうになかった。わからなかった。
すると彼は、優しく私の頭を撫でて
「少しずつでいいよ」
慰めてくれた
慰められた
出会ってから初めて私は彼のペニスを要求し、セックスした。
さっきまでが嘘のように気持ちがよかった。
私はまだ過去の私だし、Mなんだと思いながら抱かれた。
彼も、もしかしたら(逆に)そう思っていたのかもしれない。
彼とのSMごっこは終わった。
「あなたにはペニスバンドが入りそうにないから」
なんて馬鹿げた別れ文句だろう。
私は、この日買ってくれたピアス返してこの人と別れた。
もうこの人とSMはできない。
私はMに、彼はSになってしまうから。
それはお互いの望むことじゃないから。
私はどういう人とSMしたいんだろう。
どういう人とならSMできるんだろう。
今度は、若い童貞でも探してみようかなとそのとき思った。
これは過去の話。
少し前の話。